2016年06月28日

火花

 グループホーム喜ら里にて、大正生まれのご利用者様が毎日、読書をされています。

 「息子が持ってきてくれたものだよ。」とのことで、「火花」を読んでいました。

火花


 私も購入し、読んではいたものの、未だ途中で止まってしまっていた本でした。

 「誰が書いているか知らんけど、本は何でも読んでいると面白いよ。」とのこと。

 作者の芸人の話しをしながら、「テレビに出てたら教えてね」と嬉しそうにお話し始めて下さいました。

 今まで読んだ小説家の事、映画館では一度しか映画を見れないけど、本は何度でも読み返せる、一度読んだ本でも興味があると何度か読む事でとらえ方が変わること等。

 大正生まれのご利用者様と昭和生まれの自分とで、同じ本でも受け取り方が違うんだろうなと思いながら、読書家のご利用者様に触発されて、「火花」を手に取り始めました。

 お互い読み終えた時に、どんな感想を言い合えるのかを楽しみに、毎日どこまで読んだのかを確認し合っています。

 昔も今も「本が好き」

 今でも好きなことを継続できているご利用者様のお姿が嬉しくもありました。



Posted by 喜ら里 at 12:01│Comments(0)
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