2016年03月19日
指輪
先日、何やら嬉しそうに私に近づいてきて下さるご利用者様がいました。
何か話があるのかな?と思って伺うと、そっと手にこちらをつけて下さいました。

ビーズの手作り指輪です。
「あげたい人がたくさんいるのよ。」と言って、たくさんの作品を見せてくれました。

この方、数年前のご病気で右手に麻痺があるのですが、左手と口を使って、ビーズで指輪やブレスレット、ネックレスなどを作っているんです。

ご病気になってから始められたビーズ作り。
本当に器用にきれいに作品を仕上げていきます。
机の上に、いつものセットのようにフェルトを広げ、その上で作業開始。

糸に直接ビーズを通す時もありますし、針を使用することもあります。
糸を留める時に口を利用して最後の仕上げと思ったら、糸がほどけないようにボンドまでつけているんです。
最後まで誰に頼ることもなくお一人で仕上げていきます。
腕が上がって、数時間で何個も作り上げていますが、たくさんあげたい人がいるからと、毎日せっせと作業を進めています。
両手が使える私でも、ここまで器用にできない・・・
この方が、プレゼントしたい方を想って一つ一つ心を込めているのが伝わる趣味のお時間ですね。
年を重ね、お身体の状態に変化が現れても、新たな趣味を見つけて夢中になるお姿は素敵です。
趣味がない
やりたいことがない
何をしていいのかわからない
そんなことを思う時期ってありますが、できないと決めつける前に、「私にもできることがある」って思わせてくれるようなお姿です。
ご自身の病状を受け入れることにも時間を要しますが、そこに負けずにできることを増やしていく姿は、皆さんの励ましにもなります。
この方は「いつもお世話になっているから、何かプレゼントできたら」との思いで、作品を作っているようです。
年齢や病気のせいにするのではなく、自分にできることでみなさんに喜んでもらえたら・・・との想いなんですね。
この左手・・・

ご自身が作った指輪つけると
一段ときれいに見える左手です。
これからも、この趣味のお時間を大切にして頂けますように。

何か話があるのかな?と思って伺うと、そっと手にこちらをつけて下さいました。
ビーズの手作り指輪です。
「あげたい人がたくさんいるのよ。」と言って、たくさんの作品を見せてくれました。
この方、数年前のご病気で右手に麻痺があるのですが、左手と口を使って、ビーズで指輪やブレスレット、ネックレスなどを作っているんです。
ご病気になってから始められたビーズ作り。
本当に器用にきれいに作品を仕上げていきます。
机の上に、いつものセットのようにフェルトを広げ、その上で作業開始。
糸に直接ビーズを通す時もありますし、針を使用することもあります。
糸を留める時に口を利用して最後の仕上げと思ったら、糸がほどけないようにボンドまでつけているんです。
最後まで誰に頼ることもなくお一人で仕上げていきます。
腕が上がって、数時間で何個も作り上げていますが、たくさんあげたい人がいるからと、毎日せっせと作業を進めています。
両手が使える私でも、ここまで器用にできない・・・
この方が、プレゼントしたい方を想って一つ一つ心を込めているのが伝わる趣味のお時間ですね。
年を重ね、お身体の状態に変化が現れても、新たな趣味を見つけて夢中になるお姿は素敵です。
趣味がない
やりたいことがない
何をしていいのかわからない
そんなことを思う時期ってありますが、できないと決めつける前に、「私にもできることがある」って思わせてくれるようなお姿です。
ご自身の病状を受け入れることにも時間を要しますが、そこに負けずにできることを増やしていく姿は、皆さんの励ましにもなります。
この方は「いつもお世話になっているから、何かプレゼントできたら」との思いで、作品を作っているようです。
年齢や病気のせいにするのではなく、自分にできることでみなさんに喜んでもらえたら・・・との想いなんですね。
この左手・・・
ご自身が作った指輪つけると
一段ときれいに見える左手です。
これからも、この趣味のお時間を大切にして頂けますように。
Posted by 喜ら里 at
21:34
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